2016年、7月1日、昼前に会津駒ケ岳を下山してすぐ駒の湯で汗を流し、まる家に名物裁ちそばを食べに行った。裁ちそばはそばを打ち、延ばすまでは同じようにするが、延ばしたものを何回か折って切るのではなく、延ばしたものを何枚も重ね定規をあて包丁で裁ち切る独特の作り方だという。もりそばにミニ天丼をセットにして食べた。大変おいしくいただきました。

裁ちそばとミニ天丼セット

ロックガーデンのミニ尾瀬公園

武田久吉メモリアルホールとカフェ

食事が終わり、本日のミッション№2、前日車中泊した川向うにあるミニ尾瀬公園に向かった。ここには山岳写真家白籏史朗氏の写真館がある。山梨県早川町にある南アルプス山岳写真白籏史朗記念館が北岳など南アルプスの山々を展示しているのに対し、ここは尾瀬周辺の山々を展示している。写真館に入る前に武田久吉メモリアルホールに立ち寄り、白籏さんの動向を訪ねた。最近体力が衰えたと聞いていたので心配していたのだが、年に一度は訪問しているとのことで少し安心した。ロックガーデン内を散策して高山植物の花々に目を細める。写真美術館の裏手から正面に回り、入館した。2階からなる写真館で、巨大な尾瀬の写真パネルが展示されている。明日、私は初めて尾瀬に入る。その目慣らしといったところもある。本来なら、至仏山と燧ケ岳の2峰は、尾瀬と合わせてセットで登るのがよいが、2泊分の休みが取れないこともあり、明日は沼山から尾瀬沼に立ち寄り、長英新道を通り燧ケ岳に登ることとし、尾瀬湿原歩きはまた今度としたのである。一通り写真を眺め、圧倒されて館を後にした。

尾瀬写真美術館
尾瀬沼に映る燧ケ岳と水芭蕉
著者

わたるくん

1955年生れ 登山を頻繁に行うようになったのは退職後、地元の山岳会に入ってから。 2017年から2020年まで山形県自然公園管理員(鳥海国定公園)。

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